50歳という若さで逝去されたモデルの雅子さん。死因は10万人に1人と言われる稀少ガンだったとか。モデルとして活躍していた雅子さんの死因となった稀少ガンはどんな病気だったのか、また雅子さんに子供はいたのか、などまとめてみました。
雅子(モデル)のプロフィール
出典元:https://www.jprime.jp/articles/-/5265
【名前】雅子(まさこ)
【本名】大岡 雅子(おおおか まさこ)
【生年月日】1964年7月30日
【没年月日】2015年1月29日(50歳)
【出生地】 東京都
【身長/体重】167cm/??kg
【所属事務所】テンカラット Plume
雅子さんは1983年にモデルデビューし、an・anやクロワッサンなどのモデルとして活躍しました。
また、映画『リング』シリーズの貞子の母・志津子役として出演しています。
プライベートでは2006年9月に映画監督の大岡大介さんと結婚。2013年の5月頃から体調に異変が現れたそうです。
雅子の死因の稀少ガンとはどんな病気?
2013年5月頃から体調に異変が出始めた雅子さん。咳が止まらなくなってしまい、通院や入院もしたが結局原因はわからないままだったんだそう。
そんななか、立てなくなるほど症状が悪化してしまい、大きな病院で検査してみたところ、肺動脈(心臓の近くにある血管)に血栓があることが判明したそう。
その後24時間に及ぶ大手術により、その血栓は悪性腫瘍だと判明。その手術中に雅子さんは腫瘍とともに右肺も摘出する結果となりました。
雅子さんの死因は『肺動脈肉腫』
肺を摘出しなければならないなんて、考えただけで苦しそうですよね・・。
雅子さんの死因となった悪性腫瘍は『肺動脈肉腫』と呼ばれるモノでした。
肉腫は、全身の骨や脂肪・筋肉・神経などの軟部組織に発生する悪性腫瘍の総称であり、英語ではサルコーマと呼ばれます。
肉腫の腫瘍としての特徴は『稀少性』と『多様性』が挙げられます。
胃がんや肺がんなどの上皮性悪性腫瘍に比べて、肉腫の発生頻度は極めて低く、悪性腫瘍全体に占める肉腫の割合は約1%なんだとか。
雅子さんの「肺動脈肉腫」も10万人に1,2人と言われるほど稀なガンで、後に受けたセカンドオピニオンでは「人類が向き合った中で最悪のがん」「狡猾な悪魔がいるとしか思えない」と言われたほど、タチの悪いモノだったそうです。
雅子の最期の言葉とは?
雅子さんは2013年年末に腫瘍の摘出手術をしたあとは、放射線治療を受けながら翌年の初春には仕事へ復帰したそう。
モデル活動30周年を記念した初めてのスタイルブック『雅子スタイル』制作で忙しかったそうですが、本当にガンだったの?と思わせるくらい気力も活力もみなぎっていたそうです。
しかし、50歳の誕生日を祝った夏を過ぎたあたりから、また体調を崩しがちになってしまいます。ガンが全身に転移していたのです。
亡くなる日の前日も友人とランチを楽しんでいたそうですが、午後2時過ぎに容態が急変。翌日1月29日未明に、雅子さんはこの世を去りました。
雅子さんのご主人である大岡監督は、
「映画の難病ものとかで、手を握って最期の一言を言ってこと切れるみたいシーン、ありますよね。うちの場合はまったくそんなのありませんでした。お互い、死を考えたことが本当になかったんです。
少しずつ病状が悪くなっていっても『今日はこのリハビリをしよう』『明日はジュースを作ろう』と、日々やることを二人で確認しあっていました」
引用元:https://mi-mollet.com/
と話しており、雅子さんも大岡監督も最期まで「生きる」ことを信じていたんですね。
雅子さんはとても気丈な女性で、度重なる咳で胸椎が圧迫骨折してしまったり、足の力が弱くなり車いす生活も余儀なくされるようになっても、お手洗いにいくにも介助が必要な状態になっても、愚痴や泣き言を一言も言わなかったそうです。
最期まで、一生懸命だったんでしょうね。
雅子亡き後、夫が取った行動とは
雅子さんを亡くした後、ご主人である大岡監督は告別式の準備の最中にある決意をします。
それが雅子さんを題材にした映画制作。
タイトルは『モデル 雅子 を追う旅』。
1984年、19歳でモデルデビューした雅子。20代では『anan』や『流行通信』、30代では『LEE』『クロワッサン』、そして40代では『GLOW』『家庭画報』などの誌面を飾り、第一線で活躍し続ける。
そして50代になり、“雅子流”の齢の重ね方が注目されつつある中、希少がんで逝去してしまう。
そんな中、雅子さんの夫・大岡大介さんが彼女のキャリアを後世に残すべく、すべてを自力で制作し、映画を作ることを決意。
手でちぎられた20年以上前の雑誌の誌面や貴重な雅子の肉声、さらにモデル・ファッション業界の知人たちが彼女の息吹を伝えてくれる。
引用元:https://mi-mollet.com/
こちらの映画は7月26日(金)から8月1日(日)までUPLINK吉祥寺にて1週間限定で公開されます。全国公開も順次行われるとのこと。
雅子さんがどんなモデルとして過ごして来たのかが詰まった映画になっているようですので、興味のあるかたは是非観に行ってみてくださいね!
モデル・雅子に子供はいるの?
50歳という若さでお亡くなりになったモデルの雅子さん。
彼女には子供がいたのでしょうか?大岡監督のインタビューのなかで、お互いバツイチの再婚同士、という言葉がありましたが、子供についての言及はありませんでした。
年齢から考えるともし子供さんがいた場合は若くても成人している年齢になっているのではないかと思いますが、今のところ子供がいたという確認は取れませんでした。
雅子さんも大岡監督も子供について触れていないということは、二人の間には子供はいなかったと考えても良さそうですけどね。
ただ、Googleで検索すると「娘」という単語も出てくるので、もしかしたら前の夫との間に娘がいるのかも?しれませんね。
まとめ
というわけで、今回はモデルの雅子さんの病気や死因、子供についてまとめてみました。
雅子さんの死因にもなった病気は『肺動脈肉腫』と呼ばれるもので、10万人1,2人しか発症しない稀少なガンでした。
手術で右肺と腫瘍を摘出し、回復に向かっていましたが、ガンの再発、全身への転移が見つかり50歳の若さで逝去されました。
ご主人の大岡監督は告別式の準備中にモデルとして生きた雅子さんの軌跡を映画にすることを決意し、今月その映画が公開されます。
映画にするほどの愛ってことですよね。素晴らしい夫婦愛です。
雅子さんのご冥福と大岡監督のこれからのご活躍をお祈りしています。